松本人志 反社との闇営業問題で苦悩「やってるうちに、悲しくなってくるというか」

 ダウンタウンの松本人志(55)が30日、フジテレビ系「ワイドナショー」に出演し、反社会的勢力との闇営業で吉本興業などの芸人15人が謹慎処分を下された問題について、吉本と当該の芸人たちとの間で動いていたことを明かし、「やってるうちに悲しくなってくるというか」と、苦渋の心中を打ち明けた。

 「俺は会社にも連絡して、これちゃんとみんなの話を聞いてあげてくれと。全員の芸人の。お金もらったんかもらってないんか、通り一遍の話じゃなくて。たぶんあいつらは、入江が急に解雇されたんでちょっと萎縮してるから、ちゃんと丁寧に聞いてやってくれ」と、吉本に綿密なヒアリングの実施を働きかけたことを説明。

 「でもね、だんだんやってるうちに、俺なんかね、悲しくなってくるというか。俺がやってることって、後輩とかをさあ、追い込んでるみたいな。もしかしたら口には出さんけどみんな、松本ええよ、なんでほんな出てくんの?って。ちょっと空気読めよみたいな。老害扱いされんちゃうかなって思ってね。途中でやめたのよ。後は任すと。これ以上やったら俺、ちょっと何か邪魔者みたいになってくる」と、時に顔をおおいながら、苦悩していたことを明かした。

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