サンドウィッチマン伊達 「ちょっと、どうなんだろうか」…お金の使われ方に疑問

 お笑いコンビ、サンドウィッチマンの伊達みきおが28日に更新したブログで、「ちょっと、どうなんだろうか」とのタイトルでお金の使われ方に疑問符を投げた。

 宮城県石巻市の「サンファン館」にある「サン・ファン・バウティスタ号」を取り上げ、「今から400年と少し前、仙台藩初代藩主・伊達政宗公が建造し、仙台藩士・支倉常長氏等を乗せてスペインやローマへ貿易の為に見事に航行した。俗に言う『慶長遣欧使節』」と説明した。「1993年に原寸大の復元船が建造され、お披露目の為に東京港・仙台港・気仙沼港まで実際に航海して大きな話題にもなった。洋式の大型帆船で、エンジンもなく、しかも木造船という事で…世界でも非常に珍しい船でもある」と誇らしげに記した。

 総建造費は約15億円で、そのうち5億円は宮城県民からの寄付だという。しかし、この船を「解体するという動きになっているという」と伊達。理由は「老朽化が目立つし、木造船故に木の腐敗が激しくなったからだと言われている」と記した。

 さらに伊達は「解体して、そしてプラスチックで原寸の4分の1サイズの船を造ろうとしているらしい。。いやいや、何だよそれマジで。400年前の、当時の原寸大の木造船だから価値があって観光客が来るのであって…。4分の1サイズで、しかもプラスチックで造った船を、果たして観光客はわざわざ石巻市まで見に行くのだろうか?」と疑問視。

 また、「解体だなんて寂しい事を考えずに、15億円かけて造った見事で貴重な木造船をもっと大切にして欲しい。震災を乗り越えた船でもあるし。解体に億単位、更にプラスチックの船を造るのに1億円以上かかると言われている。そもそも、そんなにお金がかかるのなら、修復して陸に上げて土台を作って展示してくれたら嬉しいのになーと思う」と愛着を交えて心境をつづった。

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