宮迫ら処分からわずか3日…吉本が「決意表明」文書発表 コンプラ徹底と反社排除を誓約

 吉本興業は27日、同社所属のお笑いコンビ・スリムクラブを無期限謹慎処分にしたと発表した。3年前に飲食店オーナーの誕生パーティーに出席したが、そこに反社会的勢力が参加しており、金銭も受け取ったとされる。この様子は28日に発売される写真週刊誌「FRIDAY」でも報じられる。これを受け、吉本は「決意表明」と題した文書を発表。コンプライアンスの再徹底を誓った。

 雨上がり決死隊の宮迫博之、ロンドンブーツ1号2号の田村亮ら、所属芸人11人が処分されてからわずか3日。今度はスリムクラブが宮迫らとは別の反社会的勢力のパーティーに参加していたことが発覚し、衝撃が走っている。

 この事態を重くみた同社は、スリムクラブの処分を発表してすぐ、「決意表明」と題した文書をアップ。コンプライアンスの再徹底と反社会的勢力の排除に関する姿勢を改めて表明した。

 その文書には「二度とこのような事態が起こらないよう、改めてタレントに対するヒアリングを実施し、そこでコンプライアンスに反する関係や行動等が判明したり、疑義が生じた場合には徹底的に明らかにした上で速やかに対処いたします」と明言。警察や弁護士、民間の危機管理アドバイザーらから意見も求め、「コンプライアンス体制を再構築する」としている。

 万が一不祥事が判明した場合は「世間の皆様にご納得いただけるような判断をしたうえで、世間の皆様及び関係者様に対してこのHPを通じて適切かつ速やかにご報告させて頂きます」と約束。

 過去、芸能界が反社会的勢力との関係が取り沙汰されたことに「過去の当社においても例外ではなかった」と過去を認めた上で、「しかしながら、現在の吉本興業においては、あらゆる反社会的勢力との関係は一切有しておらず、今後も一切の関わりをもたないことを固く誓約・宣言いたします」としている。

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