佐々木蔵之介 来年大河で秀吉 歴代俳優見て謎の歯痛が… 実家は聚楽第近く

 俳優の佐々木蔵之介が、俳優・長谷川博己が戦国武将の明智光秀役を演じる2020年度のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」に藤吉郎(豊臣秀吉)役で出演することが17日、分かった。この日、都内の同局で行われた出演者発表会見に、新たに11人の出演者が出席。蔵之介は名優らが演じた秀吉役に「歯が痛くなった」と苦笑いしながら、あいさつした。

 大河ドラマで秀吉役を演じた俳優は多い。故・勝新太郎さん、緒形拳さんを始め、西田敏行、竹中直人らそうそうたるメンバーが名を連ねている。

 蔵之介は「昨日、大河での秀吉役を調べると先輩方がたくさんいて…。見なきゃよかった。歯が痛くなって、ここがはれてまして」と頬あたりをさすりながら重圧を吐露した。役作りも、「どう演じるかわからないですね」と困惑。「私は申年です」とサルと称された武将との共通項を思いついて笑わせながら、「私の京都の実家(佐々木酒造)が、秀吉が聚楽第を建てた(土地の)わずか、この辺にある。縁がある。ご縁とまわりの方々の力で作ろうと思います」と活路を見いだしていた。

 光秀の故郷・美濃のメンバーは、女優・木村文乃が光秀の正室・煕子(ひろこ)、南果歩が斎藤道三の側室・深芳野(みよしの)、村田雄浩が道三有力家臣の一人・稲葉良通、徳重聡が明智家に仕える家臣・藤田伝吾を演じる。

 歌舞伎俳優・片岡愛之助は駿河の今川義元に決定。尾張では、檀れいが信長の生母・土田御前、佐々木蔵之介が藤吉郎(豊臣秀吉)、大和では、滝藤賢一が足利義昭を演じる。

 京では、谷原章介が室町幕府末期の幕臣・三淵藤英、眞島秀和が光秀の生涯の盟友・細川藤孝、吉田鋼太郎が戦国武将の松永久秀に決まった。

 大河ドラマ第59作「麒麟がくる」は、智将・明智光秀の謎めいた前半生に光をあて、「戦国時代」をはじめて4Kでフル撮影する。3月の会見では、ナインティナインの岡村隆史が農民役、高橋克典が織田信長の父・信秀役、沢尻エリカが道三の娘・帰蝶(濃姫)役で大河初出演組や染谷将太が織田信長役を演じることを発表した。

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