衛星放送協会の定例会見が１０日、都内で行われ、「第９回衛星放送協会オリジナル番組アワード」全部門の最優秀賞を発表した。

　全７ジャンルある「番組部門」の「ドラマ」では、俳優・向井理（３７）が医療用ＡＩを開発した医学者役で主演したＷＯＷＯＷのドラマ「パンドラ４　ＡＩ戦争」が受賞した。

　今回から新設された、優れた番組宣伝を表彰する「番宣部門」では、映画専用チャンネル「ムービープラス」の「特集：ランボー吹替　全５種」の番宣が選ばれた。

　米俳優シルベスター・スタローン（７２）主演の人気アクション映画「ランボー」は、地上波放送のたびに独自に吹替版が制作されており、「特集－」では吹替版全５種を放送する。番宣では、同じシーンの５種類の吹替を連続して見せ、異なるスタローンの声などを面白く伝えている。

　最優秀賞作品の中から選ばれるグランプリは、７月１７日に東京・よみうり大手町ホールで行われる授賞式で発表する。