【ピエール瀧被告 被告人質問要旨】(奥さんは)「これからも支えると言ってくれてます」
コカインを摂取したとして麻薬取締法違反の罪に問われた、テクノユニット・電気グルーヴのメンバーで俳優のピエール瀧(本名・瀧正則)被告(52)の初公判が5日、東京地裁で開かれた。検察側は懲役1年6月を求刑し、即日結審。判決は18日に言い渡される。
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(まず弁護士からの被告人質問)
-なぜストレスがたまったのか。
「ミュージシャンでお仕事をさせていただき、近年は役者として多様な仕事が舞い込んでくるようになり、時間的、精神的に私生活を圧迫するようになってました」
-薬物の入手経路を素直に話したのは。
「逮捕をいいきっかけと言うと変ですが、そういう生活から足を洗おうという気持ちになりました」
-関係者に言いたいことは。
「ライブを楽しみにしてくれていたお客さんに申し訳ない。僕を信用して一緒に仕事をしてくださった皆さんには、再撮(影)など余計な労力を使わせてしまって、申し訳なく思っています」
-今後の生活でストレスを抱えたら。
「1人で解決しようとし過ぎていたのかもしれません。家族、友人がサポートしてくれていますので、いい意味で甘えて頼りたい」
-奥さんについては。
「こういう事件があると離婚してしまう方もいる中で、私の家内はそういうことを一言も言いませんでした。これからも支えると言ってくれてます」
(裁判官から)
-保釈後の生活は。
「料理を作ったり、家事を率先してやったり、できることをこなしてます」