テレ東社長 全仏テニス中継に「編成陣もハラハラドキドキ」勝敗、天候の影響大

 テレビ東京が30日、都内の同局で定例の社長会見を開いた。小孫茂社長は連日放送中の全仏オープンテニスについて「編成陣もハラハラドキドキですが…」と本音を漏らした。

 現在、男女それぞれの注目選手では男子の錦織圭が3回戦に、女子の大坂が2回戦に進んでいる。しかし、負ければ終わりのノックアウト方式なため、中継局としては少しでも長く勝ち進んで欲しいというのが当然なところ。

 小孫社長は、この日も大坂の試合を放送予定であることを紹介しつつ、「編成陣もハラハラドキドキですが、お楽しみいただきたいと思います」と語った。「お2人の頑張りもありまして、テニスの視聴率も例年通り、この時間帯としては高い視聴率をいただいております」と2人をはじめとする、出場選手に感謝をしていた。

 また、全仏オープンの会場は天候も変わりやすいことで知られる。近藤正人常務は試合開催時間について「長年やっていますので、大体この辺から始まるだろうと想定してやっております」と経験則から、放送時間帯などを判断していると明かした。

 雨や試合開催時刻の変動など、さまざまな条件を想定し「いろんな工夫をしているんだなとシミュレーションをつくって臨んでおります」(小孫社長)と力を注いでいるとした。

 会場のローランギャロスがあるフランス・パリとの時差は7時間。錦織や大坂といった注目選手の試合が現地の午前開催になった場合は、ライブで日本の夜に放送できない。また、テニスは大きい大会の場合、一つのコートで複数の試合が1日に行われるため、前の試合が長引いた場合は当然、後の試合はずれ込むため、生中継局が編成に困るケースもある。

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