がん闘病中のNosuke 復帰ライブ 妻misono「信じてできた」

 歌手・misono(34)の夫で「精巣がんによる胚細胞腫瘍」であることを公表して闘病中のドラマー・Nosuke(29)が26日、東京・錦糸公園で行われた野外フェス「ニクオン」に出演した。今月9日に胚細胞腫瘍を摘出する手術を受け、21日に退院したばかり。退院後初となるライブに夫婦そろって登場し、パフォーマンスを披露した。

 気温30度超の暑さにも負けず、misonoの歌声に合わせ、全身を躍動させ、汗びっしょりで40分間に及ぶドラミング。misonoが「15時間の手術お疲れさま!」と呼び掛ける場面もあった。

 イベント出演後、夫婦そろってデイリースポーツの取材に応じた2人。久しぶりにステージに立ったNosukeは「息切れ、まめ、筋肉の衰え…。ドラマーとしては(100点満点中)10点」と悔しそう。「またやりたいです。ドラムは歌を歌う人がいないと成り立たないスポーツみたいなもの。misonoと一緒に。(まずは)マッチョになることが1番の目標」と完全復活への思いを語った。

 misonoは「一緒に隣で寝る、一緒にご飯を食べる。たわいもない幸せが大きな夢。大事にして進んでいきたい」と真っすぐな瞳を夫へ向けた。

 病との戦いを経て、夫婦の絆が一層深まった様子だ。misonoは「Nosukeを信じてステージと音楽に集中できた」と感謝を伝えた。今後も完治に向け、夫婦の闘いは続く。

 Nosukeは昨年11月、精巣がんで左の睾丸を摘出。その後、抗がん剤治療を受けた。15センチの大きさになっていた胚細胞腫瘍が摘出可能なサイズにまで小さくなったため、今月9日に15時間に及ぶ手術を受けていた。

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