映画監督・豊田利晃氏 不起訴処分に…銃刀法違反容疑で昨年4月に逮捕
銃砲刀類所持等取締法違反の疑いで昨年4月に逮捕され、その後、処分保留で釈放されていた映画監督の豊田利晃氏が23日付けで不起訴処分となっていたことが分かった。25日、代理人を務める弁護士が報道各社に書面で発表した。
豊田氏は昨年4月18日、自宅で回転弾倉式拳銃1丁を所持したとして、銃刀法違反の疑いで逮捕された。静岡県警によると、別の事件の捜査で自宅を捜索した際に拳銃を見つけた。
豊田氏の代理人弁護士は「拳銃は祖父の戦争中の遺品」と説明している。
豊田氏は「泣き虫しょったんの奇跡」の監督や、又吉直樹の芥川賞受賞作を映画化した「火花」の脚本などを務めた。今月24日のツイッターでは「不起訴です。拳銃は祖父の戦争中の遺品。いずれ、お礼参りに参上致します」と記している。