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岡本健一 村上春樹氏から「台本にサイン」…寺島しのぶと「海辺のカフカ」

 女優・寺島しのぶ(46)、俳優・岡本健一(49)、古畑新之(28)が20日、東京・赤坂で舞台「海辺のカフカ」(21日開幕)の公開稽古を行った。故蜷川幸雄さん演出で村上春樹氏(70)の小説を舞台化。2月には仏パリの国立コリヌ劇場で公演を行い、岡本は「カーテンコールでは泣いてる人もいたり、声援を上げる人がいたり」と大盛況だった仏公演を振り返った。

 パリ公演には村上氏も駆けつけたといい、その際、同氏の大ファンだという岡本は「台本にサインをもらってしまいました」と告白。「一生の宝物?そうですね。サインをもらう心理ってこうなのかなって思いました」とクールなイメージとはちょっぴり違った素顔を垣間見せた。

 寺島は、フランス人アートディレクターの夫、ローラン・グナシア氏が友人を伴って舞台鑑賞に駆けつけ、大好評を博したという。「感動しちゃって、明け方まで帰してくれなかった。フランス人っていうのは、結論の出ないものを好む。起承転結じゃなく、ああなんじゃないか、こうなんじゃないかと朝までダラダラしゃべるのが好きなので」と笑いを交えて話した。

 日本公演は5年ぶり。初日を翌日に控えた岡本は、「世界で一番タフな15歳の男の子の物語。なぜタフかというと、父親が殺害されたりトラウマを抱えている。でもみんな、ずっと幸せな感じじゃなく、悩みを抱えていたりするものだ思う。楽しい、ハッピー!っていう作品ではないけど、皆さんの心の中に何かを提示していく作品」と改めてPR。寺島は「蜷川さんという日本を代表する演出家が残した舞台。それをぜひ見て頂きたいです」と呼びかけていた。

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