虎党の世界的ピアニスト・ビュクナー氏 藤浪を心配「戻ってきて」
熱烈な虎党として知られるアメリカ出身の世界的ピアニスト、サラ・デイヴィス・ビュクナー氏(59)が16日、都内で行われた、モーツァルトのピアノ協奏曲全21曲を計8日間で演奏する音楽イベント「モーツァルトマラソン」(東京・王子ホール、6月29日~7月21日)の会見に出席した。
もともと野球好きで、1995年に来日した際、甲子園で阪神戦(対横浜)を観戦して以来、「スタジアムの雰囲気やファンの熱気」に触れ、猛虎に魅せられたという。特に応援しているのは「トリタニ(鳥谷)、フジナミ(藤浪)」といい、「藤浪は2軍?戻ってきて」と若き右腕の復活を願った。
会見中にアドリブで「六甲おろし」を弾くなどノリノリ。来日した際は甲子園に足を向けることがほとんどで、今回も22日のヤクルト戦を生観戦するという。「音楽も野球から学ぶことが多い。投手から影響を受けている」と本業にも猛虎魂が生きており「ガンバレ、タイガース。(優勝)旗を上げましょう!!」とエールを送った。
イベントでは、ビュクナー氏と指揮者のロバート・ライカー氏率いる東京シンフォニアがコラボする。