丸山議員、辞職勧告案に…辞めない!「この国の言論の自由が危ぶまれる」

 北方領土へのビザなし交流訪問団に参加した際に酒に酔って大声で騒ぐなどし、元島民に戦争による奪還を問いかけた問題で日本維新の会を除名処分となった丸山穂高衆院議員(35)が15日、ツイッターに新規投稿。自身に対する辞職勧告決議案の提出が検討されていることに、「可決されようがされまいが任期を全うする」と一蹴した。

 丸山氏は「憲政史上例を見ない、言論府が自らの首を絞める辞職勧告決議案かと。提出され審議されるなら、こちらも相応の反論や弁明を行います」と応戦する構えを示した。

 辞職勧告決議案について「過去、可決は鈴木宗男氏など逮捕や起訴案件で3件あるが、発言等に関する提出など1例もなく、まさに言論府が自らの首を絞める行為に等しい」「野党側の感情論で議案が出され、普段は冷静な与党まで含めて審議へ進むなら、まさにこのままではこの国の言論の自由が危ぶまれる話でもある」と主張した。

 北方領土問題について荒立てるつもりはないとする一方「議会案件で言われたまま黙り込むことはしない。その機に国内、国外へ向けて様々発信で申し述べるし、可決されようがされまいが任期を全うする」とした。

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