伊集院光のニッポン放送出演の背景 同局幹部「交流の意識が強くなった」

 ラジオのニッポン放送が15日、都内の同局で定例の社長会見を開いた。90年代半ばまで同局でレギュラー番組を担当していたタレントの伊集院光が、18日放送の「ゴッドアフタヌーン アッコのいい加減に1000回」(土曜、前11・00)にゲスト出演する予定であることについて、質問に局側が答えた。

 伊集院は80年代末から90年代半ばにかけて「オールナイトニッポン」や、「伊集院光のOh!デカナイト」を担当し、時代を代表するラジオパーソナリティとなった。しかし95年からはレギュラー番組をTBSラジオに移し、今も放送中の「深夜の馬鹿力」、「伊集院光とらじおと」といった番組を歴任している、といった経緯がある。95年以後も、ニッポン放送で記念特番が放送された際などにゲスト出演したことはある。

 近年のラジオ業界では、民放各局とNHKが局の垣根をこえた交流をする機会が増えた。今月6日には、共同特番「今日は一日“民放ラジオ番組”三昧~#このラジオがヤバい~」を放送するなど、実績も積み重なっている。

 そうした流れを踏まえ、瀬尾伊知郎編成局長は、「これだけではなくて弊社のパーソナリティも、TBSさん、FMを含めて多く出ている一環と考えております」と位置づけた。伊集院が出演すること自体についても「非常にウエルカムで期待もしております」と語った。編成担当の松浦大介常務もNHK・民放の合同企画を例示しながら、「あの企画をやったことで、東京のワーキンググループの意識が強くなったかなと。お互いの交流の意識が強くなったかなと我々も感じています」と、前向きにとらえている。

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