古田新太「舞台にコンプライアンスはない」 新感線生活35年
俳優の古田新太(53)が13日、都内で行われた2019年劇団☆新感線39興行・夏秋公演「けむりの軍団」(7月15日~8月24日、東京・TBS赤坂ACTシアター)の会見に出席した。
劇団生活35年。「あっという間ではないですね。ただ、20年前はおとといのことに感じる」と話し、「いまだに僕がやりたいお芝居に手が届いていないが、35年が経っちゃった。これが代表作になればいいな」と意気込みを語った。
戦国時代を舞台にした今作では、トリッキーな作戦を考え出す切れ者・十兵衛役を演じる。役柄にちなみ、これまでに翻弄(ほんろう)されたエピソードを問われると、「その時々、ひどく愛した女に翻弄されています」と笑いを誘った。
また、共演者の早乙女太一(27)や須賀健太(24)に「舞台にコンプライアンスはないことを教えていきたい」とニヤリ。一方、古田を「師匠」と呼ぶ早乙女は今回が初共演。「刀を合わせたいと思っていた。17歳から見させてもらってから10年経つ。古田さんも初老の域に入っている。今が倒し時。若い体力でついていきたい」と勢いよく抱負を語っていた。
【『劇団☆新幹線』旗揚げ~初期】
1980年11月、大阪芸術大学舞台芸術学科の四回生を中心にしたメンバー(こぐれ修、いのうえひでのりら)で、つかこうへい作品『熱海殺人事件』にて旗揚げ。劇団名は、当時のメンバーが実家に帰省する際、新幹線を使っていたという理由だった。すぐに解散するはずが、公演が好評だったため翌81年に再演することになり、さらに『いつも心に太陽を』『広島に原爆を落とす日』等ほとんどのつか作品を次々に上演し、つかこうへいのコピー劇団として人気爆発、関西学生演劇ブームの中心的存在となった。
当時の劇団☆新感線在籍メンバーとして、筧利夫、渡辺いっけいらがいた。
オリジナル作品へ移行84年『つかこうへいサヨナラ3本立』と銘打ち、つか作品と決別。同年『宇宙防衛軍ヒデマロ』より、新生・新感線として活動開始。ハードロック・ヘヴィメタルにのせた独自のオリジナル作品を中心とする体制に転換する。
その後、古田新太を始め、橋本じゅん、粟根まこと、高田聖子、羽野晶紀らが集まる。
