NHK会長 改元瞬間バラエティーで全局4位「多角的にしっかり見ていただけた」

 NHKの上田良一会長の定例会見が9日、東京・渋谷の同局で行われた。

 元号が変わった4月30日深夜から5月1日未明にかけての改元特番が視聴率で民放に敗れる結果となったことをとわれると、30日は硬軟双方から番組編成したことをあげ「数字に関しては気にしていません。しっかり見ていただけたと思っています」と述べた。

 改元の時間帯は、NHKは爆笑問題と指原莉乃を起用し、バラエティー色の強い「ゆく時代 くる時代」を放送。

 一方、民放各局は夜の看板ニュース番組をスペシャル版とするなど、報道色の強い番組を放送した。

 結果、NHKは改元5月1日午前0時の瞬間視聴率は7・2%で3位。同番組の平均視聴率も5・3%で全局4位だった。

 トップは日本テレビで、櫻井翔と有働由美子アナウンサーが司会を務め「news zero 2時間SP」を放送。平均10・6%、改元瞬間11・8%は、いずれも全局1位だった。

 上田会長は一連の改元特番に関して「歴史的な節目を様々な角度からお伝えできたのではないかと思う」と述べた。個々の番組に関しては「評価は視聴者のご判断にゆだねますが、幅広いテーマを多角的にとらえることができた」とした。

 また皇居での儀式などをリアルタイムで伝えた特番編成について振り返り「視聴者のニーズにしっかり応えることができたと考えています」と述べた。

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