指原 卒業までNGT騒動で運営に苦言…直談判実らず「社会の厳しさに気付いた」

 アイドルグループ・HKT48の指原莉乃(26)が28日、横浜スタジアムで卒業コンサートを行い、卒業した。終演後には報道陣の取材に対応。昨年12月に男性から暴行を受け、5月18日に卒業するNGT48・山口真帆(23)を巡る騒動に言及した。

 AKBグループへの“心残り”を問われた指原は、「皆さんが知ってるように、今この状況で、タイミングが重なって…」と、NGT48の騒動が混迷を深めている状況について憂慮の思いを吐露。加えて「それに対しては改善の余地どころか、すべてを一から作り直してやっていかないといけない」と、厳しい口調で話した。

 さらに指原は「今までも口に出してはいませんでしたが、実際に会社の人たちにどうしたらいいのか、こうできないのかと何度も声を上げた」と、運営会社・AKSの幹部に“直談判”していたことも告白。それでも結果として実らなかったといい、「私1人の力で動くものじゃないんだと、社会、会社の厳しさに気付きました」と肩を落とした。

 関係者によると、指原は自ら、最後にNGTの問題について報道陣に語りたいと主張したという。「本気で変えたいんだったら、すべてを一からやり直さなきゃいけないと思ってるので、私ができることは手伝いたいです」とキッパリ。11年間のアイドル生活には一切の悔いはないとしたものの、「それに関しては、自分が何かできなかったのかな…と」と、最後の後悔として残っていることを明かした。

 指原は卒コンの最後のスピーチでも「メンバーのみんなのお話を聞いてください」と異例のお願いをしていた。

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