由美かおる“平成初”尽くしのインストアライブで美脚披露

 女優・歌手の由美かおる(68)が13日、東京・渋谷のタワーレコード渋谷店で、3月27日に発売したアルバム「Jewel Box」の発売を記念して、自身初となるインストアライブを開催した。

 同作は、1982年の33rdシングル「夢淡きタンゴ」以来、37年ぶりとなるオリジナル作品のリリース。関係者によると、ライブ自体も「もしかしたら40年以上ぶり」で、いずれもあと2週間あまりで終了する「平成」では初めて。当時はレコードで発売したため、「CDも初めて。CDってコンパクトでいいですね」と“新鮮”な感想を口にした。

 国民的人気時代劇「水戸黄門」シリーズでは、入浴シーンでも人気を博した由美。今作のジャケットの裏表紙は、スタッフのアイデアで、洋風のバスタブにつかっている様子のシルエット画像を使用している。

 「水戸黄門」のレギュラーを降板して9年、歌手デビューからは52年を迎えるが、その間も体形や体重はほぼ変わっていないという。「昔の衣装は、そのままちゃんと入ります」とニッコリ。若さと美を保つ秘けつとして「ストレスをためない、何かあっても、いいようにとらえて前向きに生きるのが健康にもいい」と語った。

 さらに「夢を持って、何かに向かってチャレンジすること、『これでいい』と満足するんじゃなくて、うれしい気持ちを毎日持ち続けていきたい。同じようなことをやっていても、その瞬間はその時しかないから」とニッコリ。現在の夢として、歌手としてNHK紅白歌合戦に出場することを挙げ、「NHKで歌いますか!夢は大きく持ちたいですからね」と笑った。

 この日はギリギリまで深いスリットが入った、ピンクのドレス姿で登場し、自慢の美脚を惜しげもなく見せつけた。約150人のファンを前に、新曲「スパドゥパランデブー」など5曲を披露。「緊張しました。明るくて皆さんの顔も見えたので、恥ずかしくなっちゃった」と照れ笑いしつつ、「もともと歌手も本業なので、原点に戻ったという感じ。これからも音楽活動をしていきたい」と宣言した。

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