木村太郎、バス運転手は「安全に車を運転する係」口論仲裁は「仕事ではない」

 ジャーナリストの木村太郎が5日、フジテレビ系「直撃LIVE グッディ!」で路線バスの中で老人と子どもの母親が座席を巡って口論になった動画について言及。安藤優子らが運転手がトラブル解決にもっと働きかけても良かったのではと意見する中、木村は「運転手は安全に車を運転する係であって、人間の紛争を解決する仕事ではないと思う」と反論した。

 番組では今ネット上で話題となっているバスの車内トラブルについて特集。70代男性が座席に座る子どもに対し「チンピラ」などと暴言を吐き、その席に割り込もうとしたことから、子どもの母親が「無理やり座ることはない」などと猛反論し口論に。子どもは泣き出し運転手が「どうしました?」と聞くも口論はヒートアップ。運転手は「公共の場ですからね、発車します」と言ったがその後も口論は続いた。

 これに、安藤優子は「仲裁は運転手さんだと思う。安全確保で一回止めますと仲裁に入ったらどうなんですかね」と安全のためにも運転手がもっと介入すべきだったのではと指摘した。

 その後、再び運転手の行為について話題となったが、木村は「ぼくは運転手には限度があると思う」と口を挟むと「(運転手は)安全に車を運転する係であって、人間関係紛争を解決する船長のような権限は与えられていないし、そんな仕事もないと思う」と運転手が口論を解決する責任はないと訴えた。

 安藤は「でも口論していて、ひとたび何かあったら運転手さんのせいになるんじゃないですか?車内の安全確保は…」と意見したが木村は「でもそれをやったら、トラブル全部運転手さん関与しなければならない。危ないですよ、逆に」と再反論。

 そして「これは口論で済んだからよかったけど、ナイフ振り回したら運転手の責任になるんですか?ってなったら運転手断りますよ。運転手の立場なら当然だと思う」ともコメント。倉田大誠アナは「でも1つの席に対して2人が座って、急ブレーキ、急発進がある中で、危ないという指摘があっても、もしかしたら良かったのかもしれない」とも語ったが、木村は「それが2人の口論を結論づけるような事、運転手が言える立場じゃないし、言いたくないと思う」と、口論仲裁はあくまでも運転手の仕事ではないとしていた。

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