マチャアキ大爆笑弔辞「ヒット曲を出さないこと。それをあなたは貫きましたね」

 3月17日に肺炎のため79歳で死去した、ロック歌手・内田裕也さんのお別れの会「Rock’n Roll葬」が3日、東京・青山葬儀所で営まれ、タレントの堺正章(72)、歌手の郷ひろみ(63)ら950人が参列した。

 堺がユーモアたっぷりにささげた弔辞で、裕也さんの仰天ロック魂を紹介した。

 遺影を見つめながら、「私たち後輩にとってあなたは、良き手本であり、悪しき手本。その悪しき中に、魅力がたくさん詰まってました」と述懐。若かりしころに裕也さんから「歌手として長生きするにはどうしたらいいか分かるか。ヒット曲を出さないことだ」と“金言”を授かったことを明かし、「それをあなたは貫きましたね」とオチをつけた。

 9年前の裕也さんの古希祝いについても回想。急きょ司会を任された堺の発言をきっかけに、裕也さんはアントニオ猪木(76)から闘魂ビンタを食らうハメになったという。「裕也さんはクラクラ来てて、小さい声で『シェケナベイベー』と言ってましたが、アレ違ったんだ。『医者呼んでくれ』と言ったんだ。『30年ぶりに(殴られて)クラッとしたよ。誰に?樹木希林に決まってるだろう』と言ってましたね」と不屈のロック根性をイジって、笑いに変えた。

 半年前には、樹木さんが旅立った。「『天国はヤダ。地獄の方が似合う』と言わずに、天国で奥さまと会って、今まで埋められなかった時間を埋めてください」と、特異だった夫婦関係の“修復”を願っていた。

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