ピエール瀧の逮捕に30年来の親友・日出郎「何が彼の心の闇を作ってしまったのか」
音楽ユニット「電気グルーヴ」のメンバーで、俳優のピエール瀧容疑者(51)が12日、コカインを摂取したとして麻薬取締法違反の疑いで関東信越厚生局麻薬取締部に逮捕された。瀧容疑者と30年来の親交があるタレント・日出郎(54)が13日、東京芸術劇場で、舞台「毛皮のマリー」(14~21日)の稽古の合間に取材に応じて「怒りを感じてます。影響力があるだけにダメでしょ、瀧」と、失望感をあらわにした。
昨年は電気グルーヴのライブで共演。3日前にも、中止が発表された15、16日の30周年記念ライブへの来場を知らせるメールを送って、「待ってる。おいでよ。終わったら(打ち上げは)どうする?」と返信があったばかりだったという。
瀧容疑者の人柄を「とっても優しい」と評価した日出郎は、「何が彼の心の闇を作ってしまったのか、私には分からなかった。素晴らしい演技力も、何かの力を借りてたと思われるともったいない…」と沈痛の面持ち。薬物に関する話題を出すことはなかったといい、「基本的には若いときからハイとローが激しかったけど、50代になって落ち着いたなと思ってました」と日頃の印象を明かした。
