藤井聡太七段 B級2組昇級成らず 勝ったけど…師匠は決めたけど…無念

 都成竜馬五段(左)に勝利するも、昇級を逃した藤井聡太七段=関西将棋会館
 第77期名人戦順位戦C級1組の最終局に臨む藤井聡太七段=大阪市の関西将棋会館
 千葉幸生七段(手前)に勝利し、昇級を決めた杉本昌隆八段=将棋会館
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 将棋の最年少棋士、藤井聡太七段(16)が5日、大阪市の関西将棋会館で指された第77期名人戦順位戦C級1組11回戦で、2期連続昇級を目指して都成竜馬五段(29)と対局し、126手で勝利。通算成績を9勝1敗としたが、同じく1敗で並んでおり、順位が上である師匠の杉本昌隆八段(50)と船江恒平六段(31)がともに勝ったため、今期のB級2組への昇級はなくなった。

 序盤から機敏な差し回しで優位に立ち、最後は大差で都成五段を撃破した藤井七段。だが終局時には、すでに昇級キップはなくなっていた。師匠らに“頭ハネ”を食らった形となったが、「前回(2月5日の10回戦)敗れてしまっているので、仕方なかったかなと。来期も1局1局、積み重ねていければと思っています」とサバサバした表情で心境を口にした。

 この日、藤井七段が昇級するには、自身が勝利した上、1敗で並んでいて順位が6位の近藤誠也五段(22)、7位の杉本八段、14位の船江六段のうち、2人が敗れるという厳しい条件。“他力本願”にかけて勝利はつかんだが、順位の差で涙をのんだ。

 1986年度の大内延介九段と塚田泰明九段以来、史上2組目となる師弟同時昇級もかなわなかった。それでもこの日の勝利で、今年度の成績は41勝7敗で、勝率は・8541。これまでの年度最高勝率は中原誠十六世名人(71)が1967年度に記録した・8545で、1敗もできない状況をしのいで新記録に望みをつないだ。

 注目された藤井七段の一戦には、朝から21社40人の報道陣が集結。4強それぞれの対局が昇級にかかわるため、この日、AbemaTVでは全対局を生中継した。

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