藤井七段の昇級消滅 船江六段が金井六段を破り

 将棋の最年少棋士、藤井聡太七段(16)が5日、大阪・関西将棋会館で指された第77期名人戦順位戦C級1組で、2期連続昇級をかけて都成竜馬五段(29)との対戦に臨んだ。2枠に入ればB級2組入りだったが、この日までの成績で並んでいた師匠の杉本昌隆八段が千葉幸生七段に勝利。さらに、船江恒平六段が金井恒太六段を破ったため、昇級はなくなった。

 藤井七段が昇級するには、杉本八段、近藤誠也五段、船江六段のうち2人が敗れないといけない“他力本願”だった。

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