夏木マリの終活「葬式の料理、音楽」までエンディングノートに

「ドラマW 今日、帰ります。」の特別試写会でトークイベントを行った(左から)夏木マリ、伊藤淳史、藤井道人監督=東京・赤坂のWOWOW本社
「ドラマW 今日、帰ります。」の特別試写会でトークイベントを行った(左から)夏木マリ、伊藤淳史、藤井道人監督=東京・赤坂のWOWOW本社
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 夏木マリ(66)が18日、都内で行われたWOWOWの「ドラマW 今日、帰ります。」(WOWOWプライム 3月10日、後10・00)の特別試写会で伊藤淳史(35)らとトークイベントを行った。

 同作は第1回WOWOW新人シナリオ大賞受賞作。同局のドラマ初出演の夏木は、妻と別居中の伊藤に“エンディングノート”ならぬ“ビギニングノート”を渡す、おばあさんを演じる。

 夏木は同局ドラマのファンで「よく見ている」といい、家族的で胸がキューンとする同局では珍しい台本に「デビュー作としては新鮮だった」と振り返った。さらに、ドラマで演じる役柄に関連して「私もエンディングノートを書いてます。葬式のケータリングはこうしろ、音楽はこれ、とか。テーブルクロスをギンガムチェックがいいかストライプがいいか悩んでます」と明かした。

 ドラマでは夏木は伊藤の背中を押すが、視聴者からの「背中を押してくれた人は?」という質問には「たくさんいますけど、家族のパートナーかな」と2011年に結婚したパーカッショニストの斉藤ノヴ(68)を挙げた。

 夏木はその理由を斉藤の音楽家としてのアドバイスだという。「ライブで発声練習をしていたら『何やってんの。Live is Life。ライブは自分の生きざまが出るんだから、とりつくろってやってもダメ。やらない方がいいよ』と言ってくれたんです」と明かした。その効果はてきめんで、夏木は「発声を辞めてから声が出るようになったんです。ジャニス(ジョプリン)のようなロックな感じ。そういう雰囲気が全然出てる。ライブがすごく楽しくなりました」と感謝していた。

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