ＴＢＳは１８日、７月スタートの日曜劇場枠（午後９時～）の新ドラマに、池井戸潤氏原作の「ノーサイド」を放送すると発表。主演には大泉洋が決まった。大泉が所属するＴＥＡＭ　ＮＡＣＳからは、大泉以外の俳優が池井戸作品に軒並み出演していたことから、池井戸潤オフィスのツイッターでは、次の池井戸作品には大泉ではないかという問い合わせが来ていたことを明かしている。

　「ノーサイド」は出世レースから脱落し、地方工場の総務部長に左遷させられたサラリーマンが主人公。その企業のラグビーチームのゼネラルマネジャーも兼務することとなり、チーム再建を担い突き進むというストーリー。池井戸氏が今夏に書き下ろす予定の新作だ。

　これまでも池井戸作品は数多く映像化されているが、その中でＴＥＡＭ　ＮＡＣＳのメンバーが重要な役を演じている。「下町ロケット」では安田顕と森崎博之、戸次重幸は「下町ロケット」と「花咲舞が黙ってない」、音尾琢磨は「陸王」「花咲舞が黙ってない」と映画版「七つの会議」に出演している。

　ついに満を持しての大泉出演となるが、池井戸氏の事務所ツイッターには「実は『次は洋ちゃんの番ですよね…？』という問い合わせをいただいておりました（ご明察！）」と、以前からファンからの“指摘”があったことを明かしていた。