大泉洋の“相方”が所属事務所社長と離婚 ファンクラブ会報で報告

 俳優の大泉洋(43)安田顕(43)らが所属する演劇集団「TEAM NACS」を運営する北海道の芸能事務所「クリエイティブオフィスキュー」の会長で、演出家、映画監督としても活動する鈴井貴之(54)が離婚していたことが29日、分かった。同社の25周年を記念したファンクラブ会報で鈴井と、離婚した妻で同社社長の亜由美氏が対談し、発表した。

 2人はこの日、連名でコメントを発表。「この度、夫婦という枠やしがらみにとらわれない関係に戻ろうということで籍を戻しました」と報告した。あくまで前向きに関係をリセットする形で「それぞれ会社を離れるわけでも役職を辞するわけでもありません」と鈴井が事務所の会長、亜由美氏が社長という立場に変化はないことを強調した。仕事上の関係にも変化は無く「今まで通り、これからもプレイヤーとプロデューサーとして協力し、北海道のエンターテイメントを盛り上げて参りたいと考えております」とパートナーとしては良好な関係を続ける意向を明かした。

 鈴井は「クリエイティブオフィスキュー」の創設者。大泉が全国的に名前を知られるきっかけとなった北海道ローカルの番組「水曜どうでしょう」を企画した。同番組には自らも“相方”として出演し、「ミスター」の愛称で親しまれている。映画監督としては「銀のエンゼル」(04年)や「銀色の雨」(09年)のメガホンを取った。また、テレビ東京系で15年に放送されたドラマ「不便な便利屋」の監督・脚本も担当した。

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