新井浩文容疑者、強制性交で逮捕 昨年7月自宅で派遣セラピストの女性に乱暴

新井浩文容疑者
報道陣20人ほどが集まった新井浩文の自宅マンション=都内
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 警視庁捜査1課は1日、強制性交の疑いで俳優の新井浩文(本名・朴慶培)容疑者(40)を逮捕した。逮捕容疑は昨年7月1日未明、自宅に派遣されたセラピストの女性に、頭を押さえつけるなどの暴行を加え、乱暴した疑い。容疑を一部認めている。女性が事件後、世田谷署に被害届を提出していた。新井容疑者の所属事務所は「何も答えられない」としている。新井容疑者は今年公開の出演映画が2本控えており、所属事務所や関係者は、事実確認に大わらわとなった。

  ◇  ◇

 独特の存在感を見せる実力派俳優が、まさかの暴行事件で逮捕された。

 捜査一課によると、新井容疑者は、昨年7月1日未明、自宅に派遣されたセラピストの女性に対して、頭を押さえつけるなどの暴行を加え、乱暴した疑い。店側は利用者に対し、マッサージ前に「性的サービスは禁止」と伝え、書面へのサインを求めている。新井容疑者も事前に説明を受け、サインしていた。

 家宅捜索は1日、午前9時すぎに始まり、新井容疑者は正午過ぎに捜査員の車に乗せられ警視庁本部に入った。本部で任意の事情聴取を受け、同日午後に逮捕された。事情聴取では容疑を一部認めた一方で、「押さえつけていない」などとも供述している。

 事件当日、自宅には他に人はおらず、新井容疑者は飲酒していたという。女性は事件直後、警視庁に相談。8月下旬、世田谷署に被害届を提出していた。

 所属事務所は「本人と接触しておらず、事実確認中。何も答えられない」とし、対応に追われた。新井容疑者は昨年7月以降も映画の舞台あいさつなどに出演していた。ツイッターは1月30日まで更新していた。

 新井容疑者は青森県出身。「血と骨」「アウトレイジ ビヨンド」など映画を中心に、あくの強い脇役を多く任され、評価されてきた。NHK大河ドラマ「真田丸」にも出演。2016年には映画「百円の恋」で日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞した。新井容疑者と一緒に仕事をしたことのある映画関係者は「仕事はきちんとこなすし、人当たりも良かった。こんなことになるなんて…」とショックを受けていた。

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