吉田羊 国際結婚に前向き「奇特な貴族の方がいらっしゃいましたら…」

 女優の吉田羊が、約120年前に激動の欧州に嫁いだ日本人、クーデンホーフ光子の足跡をたどる「読売テレビ開局60年 吉田羊、プラハ・ウィーンへ ヨーロッパに嫁いだなでしこ物語」が2月3日午後3時から日本テレビ系で放送される。このほど、都内でナレーション収録を行った吉田が、番組と2019年へかける思いを明かした。

 東京出身の光子は17歳の時に当時オーストリア・ハンガリー帝国の代理公使だったハインリッヒ・クーデンホーフ・カレルギー伯爵に見初められ、19歳で結婚。西洋人貴族と日本人の初の国際結婚といわれた。夫に母国から帰還命令が下され、光子は子供をつれて夫の祖国に渡るが、程なくして夫が病で急死してしまう。

 壮絶な人生を送った光子について初めて知り、彼女が生きたプラハ、ウィーンを初訪問した吉田は「(光子は)すごく強い女性だなと思いました。特に女性の方には、明治という時代に海外に渡り、骨を埋める覚悟を決めて、最終的に国際結婚を成功させた人の息づかいを感じて学んでいただけたら」と、思いを語った。

 自身は独身だが、「光子と同じ立場で同じ生き方をできるか」という質問には「今の時代でしたら考えられましたね」と回答。「ぜひ飛び込んで、日本にいたままでは体験できない人生経験ができるっていうワクワク感、期待感しかない。なので、もしそういう奇特な貴族の方がいらっしゃいましたら、お会いして気心が合えばぜひお受けしたい」と前向きだった。

 昨年いっぱいで約12年所属していた事務所から離れて心機一転の吉田は、今年の意気込みについて「語学をマスターしたい。英語とフランス語を頑張りたいと思います」と宣言。2月に初めて1人でパリに行くといい、語学習得を目指す理由を「一番はお芝居の武器の選択肢の一つに加えたいなというのはあります」と明かした。友人の歌手・JUJUもフランス語への思いがあるといい、「励まし合って頑張りたい」と話していた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス