藤原竜也&鈴木亮平「まさか」小学生に!W主演で10年ぶり同級生対決

 俳優の藤原竜也(36)と鈴木亮平(35)が舞台「渦が森団地の眠れない子たち」(10月4~20日、東京・新国立劇場)でW主演することが29日、分かった。団地を舞台に巻き起こる小学生2人の王座争いを描いた物語。舞台「ANJIN イングリッシュサムライ」以来、10年ぶりの共演を果たす2人はそれぞれ82年、83年生まれの同学年。小学生役に鈴木は「まさか」と驚きを隠せないながらも、“同級生対決”に闘志を燃やしている。

 30代を代表する2大実力派俳優が10年ぶりに舞台で火花を散らす。

 「渦が森-」は、舞台版「世界の中心で、愛をさけぶ」で知られる脚本家の蓬莱竜太氏(43)が2人のために書き下ろした完全新作。活躍の中心地を舞台としてきた藤原と映像としてきた鈴木-。制作側の「育ってきたフィールドの違う2人の対決を見たい」との思いから10年ぶりの“競演”が実現した。

 物語は、同じ団地に住む仲良し小学生2人(藤原、鈴木)が、ささいなことがきっかけで仲たがいし、団地内での王座を争う人間ドラマで、小学生が主人公ながら昼ドラ並みの“ドロドロ悲劇”が巻き起こる。

 2人は、舞台「ANJIN イングリッシュサムライ」以来、10年ぶりの共演。藤原は鈴木へ「俳優としても人間としても信頼できる方」と尊敬のまなざしを送り、一方の鈴木は「慣れ合いではない、ヒリヒリとした緊迫感と迫力を感じていただけるようなぶつかり合いをお見せできたら」と“同級生対決”を待ちわびた。

 30代半ばに差し掛かり、俳優として円熟味が増してきた頃に小学生役に初挑戦。映画「俺物語!!」(15年)で32歳にして高校生を演じた鈴木だが、今回の小学生役には「まさか」と驚きを隠せない様子だ。

 さらに鈴木にとって同作はNHK大河ドラマ「西郷どん」後、初舞台。藤原は“大河帰り”で一回りも大きくなったライバルに「相撲では勝てる気がしないので」とおどけつつも、「演劇では負けないように稽古に挑みたいと思います」と9月からの初稽古に燃えている。

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