市原悦子さん、樹木葬に「自然に帰して…」 友人・ミッキー吉野が明かす

 12日に心不全のため亡くなった女優・市原悦子さん(享年82)の通夜が17日、青山葬儀所でしめやかに営まれ、阿部寛、竹中直人、小野武彦、布川敏和、川上麻衣子ら関係者600人が参列した。祭壇は故人の希望で、大好きだった観葉植物などの鮮やかな緑で飾られた。追悼のピアノ演奏を披露した「ゴダイゴ」のミッキー吉野は、取材に応じ、市原さんが樹木葬となり、14年に亡くなった夫で演出家の塩見哲さんの隣に眠ることになることを明かした。

 家族ぐるみで市原さん夫妻と親しく交流していた吉野は、妻とともに囲み取材に応じ、塩見さんが亡くなる直前に市原さん夫妻、吉野夫妻の4人で「千葉とか東京とか樹木葬のある場所を1日かけて」探しにいったことを振り返った。

 吉野の妻は「ずっと探してました。市原さんが『普通のお墓に、コンクリートに入れるのはかわいそうだ』ってことで。『緑と海と自分の骨が流れていって、自然に帰してあげたい』と」と塩見さんも含めた4人で自らが眠る場所を探しにいったという。

 通夜・葬儀は、市原さんは緑が好きだったことから、「ご本人の要望で、森の中で眠っているような」(関係者)イメージで祭壇がつくられた。モンステラ、万年青(おもと)などの観葉植物で囲まれ、受付や会場に飾られたモノクロの写真も緑で彩られた。

 棺も淡いグリーン。棺の中には、台本を読むためのメガネ、手鏡、お気に入りだった洋服などが納められた。

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