大みそかに生放送される「第６９回ＮＨＫ紅白歌合戦」（総合、後７・１５）のリハーサルが２９日、本番会場となる東京・渋谷のＮＨＫホールで始まった。

　今年いっぱいでグループを卒業するため、今回が乃木坂４６としてのラスト紅白となる西野七瀬（２４）は、「たくさん写真撮っていただくのとかも最後なんだなと思いながら…。初めて（紅白に）出たときはガチガチだったんですけど」と振り返った。

　歌唱曲は、自身の卒業シングルで最後のセンター曲「帰り道は遠回りしたくなる」。「１年の締めくくりでもあるし、自分の卒業もちょっと重なってて、すごいうれしいことなんだなと思います」と笑顔。今月１日に中国・上海で行われた初の単独海外ライブでは、同曲の歌唱中に涙を流したが、紅白では「華やかな感じで終われたらなと思います」と涙を封印することを誓った。