上方落語台本大賞で2丁拳銃小堀が優秀賞 来年3月繁盛亭で入選作を口演

 上方落語協会(大阪市)は26日、優れた落語の新作台本を公募で選ぶ2018年の上方落語台本大賞の入選作を発表した。

 大賞(賞金10万円)は該当作がなく、優秀賞(同5万円)にお笑いコンビ「2丁拳銃」の小堀裕之(44)=の「運動会」と、兵庫県西宮市の無職小松繁さん(62)の「口上屋伝吉」を選んだ。佳作(同3万円)は同県宝塚市の大学生藤丸紘生さん(22)の「落としもの」と、大阪市の会社員大畠久美子さん(37)の「新しい家族!?」。今回は審査員特別賞(同2万円)を設け、京都市の会社員北沢佐代子さん(33)の「平成場所盗(と)り物語」を選んだ。

 審査委員長を務める桂文枝(75)は「審査員特別賞の作品は内容が講談に近く、講談師に演じてもらいたい」と説明した。

 入選作を口演する落語会は、19年3月29日に大阪市の落語定席「天満天神繁昌亭」で開かれる。

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