新海誠監督「君の名は。」のち「天気の子」3年ぶり待望の新作で旋風再び

 大ヒットアニメ映画「君の名は。」で知られる新海誠監督(45)が13日、都内で最新作「天気の子 Weathering With You」(19年7月19日公開)の製作発表会見を行った。3年ぶりの待望の最新作は「天気」がテーマ。家出し孤独な少年と祈るだけで空を晴れにできる力を持つ少女が出会い、恋に落ちる物語。前作で全世界興行収入400億円という金字塔に続き、再び“新海旋風”を世界中で巻き起こす。

 全世界待望の“新海ワールド”が帰ってくる。

 「君の名は。」は国内興行収入250億円を突破。世界125の国と地域で配給され、ハリウッドでの実写化も決まった。それだけに次作への期待も高まるが、新海監督は「プレッシャーはない。(興行収入は)もうワンチャンあるんじゃないかという色気はある」と強い自信を見せた。前作に続きプロデュースを担当する東宝の川村元気氏(39)も「完成前から、全世界から配給のオファーが来ている。間違いなく全世界配給になります」と胸を張った。

 最新作は「天気」がテーマ。天候の調和が狂っていく時代に、家出少年・帆高と不思議な力を持つ少女・陽菜(ひな)が、運命に翻弄(ほんろう)されながら生き方を選択する物語で、切ない恋も描かれる。

 監督によれば、着想のきっかけは「君の-」のプロモーション中。日本全国を駆け巡っていた多忙の状況で「街中で空を眺めていたら、積乱雲が平原のようになっていた。雲の上でゆっくりできたらいいな…と。そして誰もが自分の話だと思えるのが天気だと思い、空の話にしました」と説明した。その上で、「ド・エンターテインメント。笑えるし、泣けるし、ワクワクする。面白かったと言える映画を目指します」と意気込んだ。

 映画のプロジェクトは17年2月から始動。前作でRADWIMPSの「前前前世」がヒットした主題歌も、担当者は既に決定済み。新海監督は「音楽面でも驚いてもらえると思う。もうちょっと発表を待ってもらえたら」と話した。

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