上沼恵美子 暴言騒動終結宣言 久保田、武智の直接謝罪固辞「相手にしていない」

 「M-1グランプリ」を巡り、とろサーモン・久保田かずのぶ(39)とスーパーマラドーナ・武智(40)が審査員の上沼恵美子(63)に対する暴言を動画配信した問題で、10日、上沼側が騒動終結を宣言した。大阪市内で上沼の女性マネジャーが取材対応。上沼が2人の暴言を相手にしていないと説明した。直接謝罪の申し入れも断ったとし、「(上沼は2人に)全く興味がなく、これ以上、何も起こりません」と格の違いを見せつけた。

 激怒説が流れる上沼の現状について、マネジャーは「怒っているほうが面白いでしょうけど、全く(怒っていない)。冷たい言い方になりますが、本人は全く興味がなく、相手にしていないのが実情です」とした。上沼は暴言を知り「舞台の上で言ってくれたら良かったのに」と話しているという。

 吉本興業から5日に報告と謝罪があり、上沼に伝えたところ、「動画って何?」。説明を聞いても「ふ~ん」と意に介さなかった。「私はちゃんと審査したから大丈夫」と暴言動画は見る気もないよう。

 吉本からは2人に直接謝罪させるという申し入れもあったが、上沼が「お気持ちは受け取りました。そこまでしていただかなくて結構」と丁重に断ったという。

 武智の「更年期障害」という暴言についても「上沼も女性を傷つける言葉だと思ってますが、何しろ興味がない」とマネジャー。「おふたりのことは気にも留めておらず、お呼びして説教しようという愛もない。今後も何も起こりません」と終結宣言した。

 3日のラジオで審査員引退を示唆した時点では上沼は暴言は知らなかった。毎年、松本人志(55)らに頼まれ審査員を受諾しているが、「審査員も視聴者に審査される」と重圧を感じており、毎回「今年限り」と口にするそう。来年については、依頼があった時の気持ち次第という。

 上沼はこの日、ABCラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」(月曜、正午)の生放送で「私、後輩にバカにされるようにできてんのかなぁ」「何言われても、結構つよなった」。マネジャーによると、笑いのネタができたことだけは喜んでいるという。

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