元ＳＭＡＰ・稲垣吾郎（４４）がこのほど、都内で、主演映画「ばるぼら」（来年公開）の製作発表に、二階堂ふみ（２４）、手塚眞監督（５７）と登場した。

　生誕９０年を迎えた漫画家・故手塚治虫さんの、異色の大人向け作品を、日、英、独の共同制作で実写化。メガホンを長男の眞氏が執る。稲垣は「快作といわれている『ばるぼら』はとても刺激的。愛と欲望にとりつかれたキャラクターを、甘美的で退廃的な世界の中で演じさせていただきました。愛がむき出しになった僕を楽しんでもらえる」と“新境地”をアピールした。

　２０００年には手塚さん原作の舞台「七色いんこ」にも出演しており、「子供の頃から拝見している、手塚作品で育ってきたようなもの」と巨匠との親近感をかみ締めていた。