俳優の香川照之（５２）が２０日、東京国立科学博物館で、自身がプロデュースを手がける昆虫モチーフ洋服ブランド「Ｉｎｓｅｃｔ　Ｃｏｌｌｅｃｔｉｏｎ」のお披露目発表会に出席した。香川は、ＮＨＫ　Ｅテレの子供向け番組「香川照之の昆虫すごいぜ！」にカマキリ先生役で出演するほどの大の昆虫好きとして知られる。

　カマキリが左胸と背中に刺繍されたオレンジのニットで登場するやいなや「今となっては子供たちに俳優としてじゃなく、カマキリ先生として認識されている」と自虐つぶやき。同番組の“完璧なカマキリ姿”が反響を呼んでいるが、「需要が高いのを実感しています」と自信たっぷりに語った。

　同ブランドの代表取締役も務める香川。ブランドの立ち上げ理由を「４５年間くらい昆虫を見続けて、昆虫の変化を見てきた。子供たちにメッセンジャーとして何かしたかった」と説明した後は、自らの口で商品説明。

　洋服のこだわりを“代表取締役”として熱弁し、「血を血で洗う殴り合いの戦いでここまで安くしました！」と熱くお手頃価格を強調。“ジャパネットたかた”さながらの商品紹介でたちまち会場を沸かしていた。