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宝塚専科・凪七瑠海主演「蘭陵王」開幕 上演前の東儀氏生演奏に「感動で鳥肌」

 宝塚歌劇団専科スター凪七瑠海(なぎな・るうみ)の主演する「蘭陵王-美しすぎる武将-」が20日、大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで初日の幕を開けた。6世紀の中国に実在した蘭陵王の生涯を描いた作品で、音楽の一部を雅楽師の東儀秀樹氏が手がけている。

 あまりの美貌ゆえに、兵士たちの士気が下がることを恐れ、戦場では仮面をつけて戦ったという伝説があり、雅楽「蘭陵王」などの演目にもなっている。今回は、少年時代に美しすぎるがための受けた虐待や恋愛など、現在にも通じる事象を盛り込まれた。歴史ものではあるが、意欲的な作品となった。

 凪七は上演前に行われた劇場内でのお祓いで、東儀氏が生演奏してくれたことを明かし「もう鳥肌が立つほど感動して、涙が出ました」と振り返った。「今回は“生きる”ということがテーマで、下級生にいたるまで必死で、与えられたものに挑戦しています」とあいさつ。美貌の少年から青年へとの変貌、そして心に傷を持つがゆえの闇を見事に表現した。

 ヒロインの洛妃を演じた音くり寿(おと・くりす)は、丁寧な役作りで美声を響かせた。また皇太子を演じた瀬戸かずやがコケティッシュななかにも、蘭陵王に魅入るシーンでは凄みと孤独を見せた。

 大阪公演は28日まで。横浜のKAAT神奈川芸術劇場公演は12月4日~10日。

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