広瀬すず 平成最後の紅白司会 史上2番目の若さ「こんな大役どうして良いのか…」

 NHKは9日、平成最後となる「第69回NHK紅白歌合戦」(12月31日、後7・15)の司会者を発表した。紅組は女優・広瀬すず(20)、白組は嵐の櫻井翔(36)、総合司会は2年連続でウッチャンナンチャンの内村光良(54)と同局の桑子真帆アナウンサー(31)が務める。来年の100作目朝ドラ「なつぞら」でもヒロインを務める広瀬は紅白初出演で本格的な司会も初挑戦。96年に19歳で紅組司会を務めた女優・松たか子(41)に続く、史上2番目の若さで大役に挑む。

 平成最後の紅白司会。思いも寄らぬ大仕事に広瀬は「大きな舞台のこんな大役を私に与えて下さった皆様に、まずは一番驚いています。本当にどうして良いのか分からないというのが、今の正直な気持ちです」と偽らざる思いを明かした。

 平成と新時代をまたにかけて放送される、来年度前期の100作目の連続テレビ小説「なつぞら」でもヒロイン・奥原なつという大役を担う広瀬。新たな世代の“NHKの顔”へ期待は高まっている。同局エンターテインメント番組部の二谷真部長は、映画、ドラマ、CMと幅広く活躍する20歳の実力を高く評価。「フレッシュな魅力いっぱいに、力強く紅白を引っ張っていただきたい」と期待を寄せた。

 司会決定は、広瀬にとっては、朝ドラヒロインに決まったのと同レベルの衝撃だった。「『朝ドラ、100作目だからね、頑張ってね』と言われたときと同じようなプレッシャーと責任を感じております」と早くも緊張感たっぷりだ。

 紅白初出演で本格的な司会そのものも初めて。史上2番目の若さでの司会と不安も大きいが、頼れる共演者に安心感も芽生えた。白組司会の櫻井とは、今年5月に公開された映画「ラプラスの魔女」で共演したばかり。総合司会は昨年、温かくユーモアあふれる進行をした内村が控える。

 「ご出演されるアーティストの方々と、内村さんと櫻井さんという、心強い先輩方とテレビで見ていたあの場所で、ご一緒させて頂けることを楽しみにしております」と大舞台へキリリ。「まだまだ実感が湧かない日々ですが、一生懸命頑張りたい」と大みそかを盛り上げることを誓った。

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