仮装の若者で渋谷大混雑 ハロウィーン本番、警戒強化 センター街火災で騒然

 ハロウィーン当日を迎えた31日、東京・渋谷には仮装を楽しむ多くの若者らが集まり大混雑した。27日夜から28日朝には逮捕者も出たため、警視庁は警戒を強化。閉店を早める店舗もあった。JR渋谷駅前のスクランブル交差点やセンター街では夕方以降、仮装をする人であふれた。

 警視庁は数百人規模で機動隊を配置するなどし、11月1日未明まで警戒。制服姿の警察官が多く立つ「見せる警備」を行い、軽妙な語り口で人を誘導する「DJポリス」も派遣したほか、駅周辺の道路で車両の進入を規制し、歩行者に開放する措置も取った。

 一方で、センター街の雑貨店は営業短縮で午後5時に閉店し、男性店長は「毎年ものすごい人が店の前に来る。防犯のため仕方ない」と困惑の様子。仮装姿での入店を断ったり、警備員を置いたりする店もあった。東京都大田区の中学1年の女子生徒(12)は塾に行く途中で仮装した集団に足を踏まれ、片方の靴をなくした。「人が多すぎてびっくりした」と話し、迎えに来た父親と靴を買いに行った。

 午後6時ごろには、飲食店が入るビル屋上で火災が発生。ダクトからは炎が上がり、周囲に煙が立ち込める中、やじ馬が集まって身動きがとれなくなる場面もあった。

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