安藤和津 角替さんに感謝 娘サクラの背を押した言葉「和枝さん言ってくれなかったら…」

 エッセイストの安藤和津が30日、フジテレビ系「バイキング」に生出演。亡くなった女優の角替和枝さんに「まだまだ生きてくれると思ってました」と涙を流した。安藤の次女は女優の安藤サクラ。サクラの姑が角替さんという間柄だった。

 安藤は、柄本家との関係について「最初は水と油みたいに思ってたと思うんですけど、現実に付き合ってみると、サンダル履きで行き来できる関係になっていたので…」というと涙をこぼした。

 より一層仲良くなったきっかけは、サクラの出産だった。「サクラが基本的に柄本家に、産前産後一緒に暮らしたんです。あちらにとっても初孫だったし、あちらにずっと一緒に暮らさせてもらい、私も毎日のように出入りしてました」と振り返り、孫を巡った連日の行き来で一層親密になれたと語った。

 そんなサクラにNHK朝ドラのオファーが舞い込んだ際、「これをやらないなら一生仕事辞めな」と言って背中を押したのが角替さん。安藤はこの言葉は事実だったとし「(サクラは)子供産んだら仕事を辞めようと本人は思っていたので」と打ち明け「姑だったら家庭に入りなさい、息子支えなさいって言うと思うけど、(サクラも)頭はやりたい、でも心は母親になりたい。引き裂かれそうなところを、本当に、和枝さんが言ってくれなかったら、彼女は福ちゃんやれてない」と涙ながらに振り返っていた。

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