内田裕也「出演するのがロックンロール魂」 希林さん葬儀後初公の場

フォトセッションでガッツポーズする内田裕也 
エキストラを引き連れ登壇する内田裕也=スペースFS汐留 
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 ロック歌手・内田裕也(78)が9日、都内で行われた映画「アンクル・ドリュー」(11月9日公開)のジャパンプレミアに参加。9月30日に営まれた妻で女優の樹木希林さん(享年75)の葬儀以来、初めて公の場に姿を見せた。

 9月15日に樹木さんが死去する数日前にオファーされた内田は、年老いたバスケットボール界伝説の男が頑張る物語に共感して受諾。昨年10月の京都映画祭以来のイベント出演が決まった。

 背番号「69(ロック)」のユニホームを着た内田は車イスで登壇。樹木さんの葬儀では言葉を発しなかったが、この日は「家族に不幸がありまして、ちょっと元気がないように思いますけど、こういうときにも必ず出ますと約束したんで、出演するのがロックンロール魂と思ってやってきました」と声を出しづらそうだったが、しっかりとコメントした。

 また、娘の内田也哉子(42)と本木雅弘(52)の長男でモデルのUTA(雅樂=うた、21)が、米サンフランシスコのバスケ強豪校に進学したことにも触れた。「まだ実力は大したことないと思うけど、ルックスも本木雅弘と内田裕也の血を引いてる。やたら背が高くてスタイルもいい。花形プレーヤーになる環境は整っている。日本でも英語ができて、ルックスも良くて、必ずや今までにないスターになってくれると確信しております」と将来性をアピールした。

 「きょうはコンディションが悪い」と言いつつ、作品のPRも忘れなかった。「全編ロックンロールで躍動感にあふれている」と絶賛。「オレが真剣にお勧めする映画です。バスケットボール、ロックンロール」と締め、大きな拍手を浴びた。

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