南佳孝が明かすもんたよしのりとの関係とは…「こうやって遊べるのは楽しい」

 「スローなブギにしてくれ」や「モンロー・ウォーク」などのヒット曲で知られるシンガー・ソングライターの南佳孝(68)が、10月26日に神戸国際会館こくさいホールで開催されるコンサート「俺らだけのヒットパレード2018」に出演する。南にオファーした総合プロデューサーは「ダンシング・オールナイト」のもんたよしのり(67)。意外な組み合わせにも見えるもんたとの関係とコンサートへの意気込みを、南に聞いた。

  ◇  ◇

 南はもんたとの出会いを「おいらがソニーにもういたから、76、7、8(年)とか、それぐらいに最初に会ったのかな」と振り返った。共にブレイク前夜の時期だ。

 「けっこういいノリで付き合ってましたね。(当時の印象は)やんちゃな。『ダンシング・オールナイト』のバックミュージシャンなんかでもけっこう知ってる仲間がいて、その辺ではけっこう近く感じてましたね。トシとかけっこう近くて、感覚も同じような感じ、だったかな」

 とはいえ、仕事での接点は「あんまり記憶にない。雑誌の対談だったかなあ…なんかはありましたね」と、希薄だったという。

 今世紀に入って、「テレビで1回会ったかな、BSかなんかで、この8年ぐらいのどっかで。たぶん5~6年前あたりだったかな」という再会を経て、今回、もんたが南に出演をオファーした。

 南は「みんなもうベテランの域に入ってきて、それでいて、こうやって遊べるっていうのは楽しいですよね。昔だったらもう引退してる年頃なのに、世の中が人生100年だ、定年退職が70歳だっていう感じになってきたからね。若い子には悪いけどなあって思ってますけどね」と、同世代のもんたと本格的に組むこの機会を喜んでいる。

 【もんたは「佳孝君は昔から同世代で知ってて、リスペクトしてるシンガー」と、オファーの理由を説明。「まさか乗ってくれるとは。彼が乗っかってくれたんが大きくて、うまいこといくな、と」と、南の出演を感謝している。】

 コンサートでは、DJを中心に、30人以上の腕利きミュージシャンで編成される関西のダンス系フルバンド「A Hundred Birds Orchestra」と共演することになる。

 「すごいフルオーケストラでやるみたいな感じで、面白いなと思って、YouTubeでチェックしました。こないだ、アレンジをこんな感じでやりたいんですけどいいですか?って質問もあったり、(もんたが)すごく入れ込んでるんだなというのは感じました。(フルバンドで歌うのは)めったにない機会で、すごく楽しみにしてます」

 フルバンドとのコンサートは「1回2回ぐらいあります。その時は前田憲男さんにアレンジメントを頼んでもらって、ホテルのホールみたいなところでやったのかな」といい、「歌ってる方はすごく気持ちいいですよ。一人でやるっていうのは原点ですけど、バンドでやるっていうのもすごく楽しいけど、フルオーケストラっぽいサウンドがね、歌うたいとしては一番気持ちいいですね」と、本番を待ち望んでいる。

 ◆俺らだけのヒットパレード もんたよしのりが呼びかけ、1991~95年に開催されたチャリティーコンサート「俺らだけのヒットパレード」がルーツ。2016年5月27日、神戸の地下街「さんちか」の50周年イベントとして復活し、上田正樹、夏川りみ、大橋純子が出演して神戸国際会館こくさいホールで開催された。今年は南、沢田知可子、押尾コータロー、城南海が出演。総合プロデュースはもんた、バンドはA Hundred Birds Orchestra。

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