女優の石原さとみ（３１）が４日、東京・上野の森美術館で、自身がナビゲーターを務める展覧会「フェルメール展」（５日～来年２月３日）のオープニング記者発表会に出席した。

　この日は、「（絵の中の）壁紙とか床のテイストに合わせてみようと」と、黄色のワンピースを身にまとって登場。ネイルは「フェルメールブルーに合わせて」と特徴的な青色だった。代表作とされる「牛乳を注ぐ女」をまじまじと見ながら「こういう大きさなんだ、ということにビックリしました。白色がこんなにも浮き出て立体的に見える、フェルメールが描くと白色ってこうなるんだって、本物を見て気がつきました」と感嘆した。

　日常的な人物のたたずまいを多く描くフェルメールだけに、描いてほしい自身の場面を問われると、「この間、ドラマの収録をしていたときに、台本を覚える集中力がすごいねと言われたので、家で台本を覚えてる、集中力が極限の自分を描いて欲しいです」と回答。「どんな顔してるんだろ？その自分は見たことないので、見てみたいですね」と笑った。