栗原小巻 加藤剛さん悼む「人生に鮮烈な輝きを与えてくれました」

 6月18日に胆のうがんのため80歳で死去した俳優・加藤剛さんのお別れ会が30日、東京・青山葬儀所でしめやかに営まれた。加藤さんの代表作「大岡越前」などで共演した俳優・里見浩太朗(81)と、劇団俳優座の養成所時代から交流のある女優・栗原小巻(73)ら関係者600人が参列。最後は参列者全員が加藤さんに向け“最後のカーテンコール”を贈った。

 映画「忍ぶ川」などで共演した栗原は、「加藤剛さんという類いまれなる共演者に恵まれたことは、私の俳優人生に鮮烈な輝きを与えてくれました」と弔辞を読み上げた。俳優座の養成所時代から親交があった加藤さんと共演した日々が糧になっているといい、「今も私は楽屋の化粧前で胸を張って自分を見つめることができます」と伝えた。

 最後は「劇団俳優座の後輩のみなさん、素晴らしい先輩を誇りに思って下さい。卓越した名優です。剛さん、ありがとうございました。どうぞ安らかに」と語りかけた。

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