桐谷美玲「ZERO」卒業 キャスター業続行希望「チャンスがあれば」東京五輪も視野

 「NEWS ZERO」のキャスターを卒業し、花束を贈られる桐谷美玲(右)=東京都港区の日本テレビ
 「NEWS ZERO」のキャスターを卒業し、花束を贈られた桐谷美玲=東京都港区の日本テレビ
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 女優の桐谷美玲(28)が25日、2012年4月からキャスターとして出演していた日本テレビ系「NEWS ZERO」(月~木曜は後11・00、金曜は後11・30)を卒業した。同日生放送前に都内でデイリースポーツなどの取材に応じ、「あっという間だった」という6年半を振り返り、サッカーJ2横浜FCの“キングカズ”こと三浦知良選手(51)との対談を思い出にあげた。今後もキャスター業を望み、20年東京五輪の取材にも興味を示した。    

 6年半お世話になったZEROを卒業する桐谷は寂しさと感謝の気持ちで一杯だった。

 「本当にあっという間だったなというのが一番の印象です。この6年半は今後の人生においても核になると感じています。卒業は寂しいですけど、教えてもらったことをいかして頑張っていきたい」

 22歳から“ZEROファミリー”に加わった。「芸能界のお父さん」と慕い、9月で卒業する村尾信尚キャスター(62)から多くのことを教わった。活動も広がり、女優やモデル業だけでは出会うことができない人々を取材することができた。

 一番印象に残っている人物について、千葉県出身のサッカー好きは「キング・カズさん」と即答した。「まさか話が聞けるとは思わなかった。今までで一番緊張したかも。『50歳でも現役を続けていける秘けつ』などお話を伺い、すごく優しく包み込んでくれた」。“レジェンド”との対談は、貴重な思い出として刻まれた。

 キャスターとして学んだことも多く、「度胸がついた。人と話をするのが得意じゃなかったが始めたころに比べると成長した」と実感する。「すごく好きな仕事」というキャスター業は今後も、「チャンスがあれば。2020年東京オリンピックもあります」と2年後のスポーツの祭典を視野に入れ、継続したい思いを語った。

 6年半の間に私生活も変化があった。番組で、7月25日に発表した俳優・三浦翔平(30)との結婚を報告。卒業することについて、夫からは「お疲れ様」と労われたという。

 「30歳までに子供が欲しい」と以前に語っていた桐谷は10月からレギュラー番組はなく、CMが中心になるが、妊娠は「まったく、ないです」と否定。ママキャスターとしての活躍は「まだ、全然」と笑みを返していた。

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