ベイビーレイズJAPAN、山中湖で解散ライブ 感謝39曲虎ガー4千人に別れ

 涙するベイビーレイズJAPANの(左から)大矢梨華子、傳谷英里香、林愛夏、高見奈央、渡邊璃生=山梨県・山中湖交流プラザきらら
 ステージを去るメンバー=山梨県・山中湖交流プラザきらら
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 女性5人組グループ・ベイビーレイズJAPANが24日、山梨県・山中湖交流プラザきららでラストライブを開催し、解散した。JAPANの象徴たる富士山をバックにしたステージで、5時間かけて“サンキュー”の39曲を熱演。虎ガー(ファンの愛称)4000人に感謝を伝え、涙、涙でステージに別れを告げた。今後は5人とも事務所に残り、女優などそれぞれの夢を追う。

 目元をぬぐった5人は、それでも笑顔を浮かべていた。5時間に及んだライブのフィナーレ。最年少の渡邊璃生(18)は目も鼻も真っ赤。大矢梨華子(21)は10曲以上前から感極まっていた。ステージに並び、1人ずつ最後のあいさつをした。

 リーダーの傳谷英里香(22)は「たくさんの愛をくれて、宝物をくれて、ありがとうございました」と感謝。センターの林愛夏(23)は「今日を最高のみなさんと迎えることができて、もう何の言葉もありません」とすがすがしい表情だった。

 デビュー5周年ライブを終えた昨年9月ごろから100回以上の話し合いを重ね、将来を考えて解散を決めた。すでにソロでの舞台出演の決まっているメンバーもいるという。

 2012年5月に「ベイビーレイズ」として結成され、1人の離脱者もなくこの日を迎えた。13年にはNHK連続テレビ小説「あまちゃん」の挿入歌「暦の上ではディセンバー」で注目を浴び、紅白歌合戦に出演。14年に念願だった日本武道館公演を実現したが、満席にならず、改名した。

 山あり谷ありの6年5カ月を駆け抜け、高見奈央(21)は「ぶっちゃけ悔しくないと言ったらウソになります。でも、後悔はしてません。幸せなアイドル人生をありがとうございました」。最後は傳谷が生声で「6年間の感謝の思いを込めて」と叫び、全員で「ありがとうございました!!」と頭を下げた。ステージを去る5人の背中に、ファン4000人の「ベイビーレイズ」コールがいつまでも降り注いだ。

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