「義母と娘のブルース」北海道で初の20%超え 放送局は「大変驚いている」

 TBS系列のHBC北海道放送が12日、綾瀬はるか主演のドラマ「義母と娘のブルース」第9話(11日放送回)の札幌地区平均視聴率が20・5%を記録したと発表した。同地区での20%超えは初めてで、番組最高視聴率となった。従来の最高は第7話の19・0%だった(記事中の視聴率はすべて札幌地区、ビデオリサーチ調べ)。

 番組内の最高視聴率は午後11時2分に記録した23・4%で、綾瀬演じる主人公の宮本亜希子が、佐藤健演じるパン職人の麦田章から告白されるシーンだった。

 「ぎぼむす」の愛称でも視聴者に親しまれる同作品は、札幌地区でも人気を博しており、初回が14・2%、第2話が16・3%、第3話は18・3%と序盤から好調で、過去9回を平均した視聴率は17・8%になるとしている。

 北海道放送テレビ編成部は「20%を超える高い視聴率を記録したことに大変驚いている。道内は、先週6日未明に起きた北海道胆振東部地震の影響で停電が続き、テレビが観られなかった家庭も多い。まだまだ復旧作業が進む中、ドラマに期待を寄せてご覧頂いた視聴者の皆様に感謝するとともに、我々も道民にテレビを送り出すことの意義と喜びを、あらためて噛み締めている」とコメントした。

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