８月４日に心不全のため亡くなった俳優・津川雅彦さん（享年７８）の一人娘で女優の真由子（４４）が２日にＮＨＫで放送された追悼番組「俳優・津川雅彦さんをしのんで」（総合、後４・２０）に出演、涙で父への思いを語った。

　津川さんの死後、父について語ったのは初めて。「私にとっては世界一の父」と振り返った真由子は、父から「いいことだろうが悪いことだろうが、起きたことは全て正しいと思って前を向いて進め。世の中には偶然はない。全て必然」と教えられたという。真由子は「今回（の死去も）あっという間だったので、起きたことは全て正しいと思って…今後に役立てたい」とこらえきれず涙。

　津川さんが次の世代にも忘れられることがないよう、「たくさん父の話をして皆さんに伝えていけたら」と生きざまを語り継ぐことを誓っていた。