歌手の石橋陽彩（＝ひいろ＝１３）が１７日、大阪市内で行われた映画「リメンバー・ミー」のサウンドトラック発売イベントに登場し、生歌を披露した。石橋は同作でミュージシャンを夢見るギターの天才少年「ミゲル」を演じ、その歌声が「透明感がすごい」などと話題になっていた。

　石橋は４歳から歌とダンスのレッスンを始め、２０１５年にはエイベックス主催のオーディション「キラチャレ２０１５」では約１００００人の中から「歌部門」でグランプリを獲得。ＴＢＳ主催のコンテストでもジュニア部門でグランプリを受賞するなど“歌の天才少年”として注目を集めている。

　この日は、先着順で参加できるフリーイベントだったこともあり、午前８時から並んだ熱心なファンの姿もあった。石橋は会場満員の２４０人を前に「リメンバー・ミー」を生歌唱。その歌声に涙を流すファンもいるなか、「昨年の今頃とは環境が全然違う。一年前はステージに立っている姿が想像できなかった。嬉しい限りです」と笑顔で話していた。