奥野壮 平成ラストライダーは演技経験ゼロイケメン、天性の存在感
仮面ライダーシリーズ最新作となるテレビ朝日系「仮面ライダージオウ」(9月2日スタート。日曜、前9・00)の制作発表が7日、都内で行われ、新ライダーを演じる俳優の奥野壮(17)が登壇した。
2017年の「第30回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でフォトジェニック賞と明色美顔ボーイ賞をダブル受賞しており、ジュノンボーイ出身のライダーは4年連続。平成最後のライダーとなるジオウは“時計”をモチーフに時空を行き来し、過去の平成ライダーも登場する。
演技経験ゼロの新人が平成最後のライダーに抜てきされた。平成シリーズが始まった2000年生まれの奥野は、「(合格したと)報告された時は放心状態。ありがたい気持ちとうれしい気持ちでいっぱいです」と初々しく心境を明かした。
2歳から11年間クラシックバレエに取り組み、昨年11月のジュノンボーイのオーディションでも華麗な舞いで1万7293人の中からダブル受賞を勝ち取った。変身ポーズの披露では「いきま~す」とゆるふわな雰囲気で笑わせたが、すぐに表情を一変させ、クールに決めポーズ。
ギャップも魅力の17歳。井上千尋プロデューサーは「何事にも動じない芯の強さ、器の大きさがある。演技の経験がないとは信じられなかった。天性の存在感を持っている」と絶賛した。
「ジオウ」は、時空を超えて“時”を救うために旅をするライダー。過去に戻り、歴代の平成ライダーが登場する設定で、この日は前作「ビルド」の犬飼貴丈(24)、前々作「エグゼイド」の飯島寛騎(21)の出演が明らかとなった。
過去の平成ライダーには「電王」の佐藤健(29)や「W」の菅田将暉(25)、「ドライブ」の竹内涼真(25)ら売れっ子俳優がずらり。今後、誰が出演するのかは未解禁だが、奥野は「僕もそれ(共演)を望んでいます。偉大な先輩方と同じスタートラインに立てたということで頑張りたいと思います」と意気込んでいた。
仮面ライダーゲイツ役を押田岳(21)、未来からやってくる少女・ツクヨミ役を大幡しえり(19)、予言者・ウォズ役を渡邊圭祐(24)が演じる。