俳優の田中圭（３４）が３０日、日本テレビ系「しゃべくり００７」に出演し、ドラマ「おっさんずラブ」に出演してブレークを果たしたことから、事務所の先輩の小栗旬（３５）から「遅れてきたブレーク俳優」といじられることを明かした。それまではずっと叱咤激励を受けてきた。

　田中は「うちの事務所は旬くんがブレークして大きくなった」と話し、ほかに綾野剛、坂口健太郎がいることをあげた。「ぼくは自分のペースでやってたので。旬くんにずっと…愛情を込めてなんですけど」とし、小栗から「お前、早く売れろよ」と叱咤激励されていたことを明かした。

　小栗は「お前が売れれば、オレ、もうちょっと働かなくてすむ」と冗談めかしながら田中を激励してきたという。田中は「先輩の優しさ」と感謝した。「おっさんずラブ」が大きな反響を得てから小栗に会った時には「おっ、遅れてきたブレーク俳優」といじられた。しかし小栗は「ブレークしてもさ、別にいいことねえよな」と言ってきたという。

　田中は「実際、反響を頂いてるのは重々、分かってるんですけど、僕、何も変わってないんで。まわりも変わってない。収入がゴーンって上がったわけでもない。取材が増えただけで」と淡々と述べた。